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尾形丈人
尾形丈人

作成日時:2018年10月15日

更新日時:2018年10月15日

やっぱり地方紙!地元の新聞に掲載される3つのパターン

小さな会社や団体、あるいは個人があなたの地元の地方紙に掲載される3つのパターンをご紹介します。また、地方の新聞をオススメする納得の理由もお教えします。

やっぱり地方紙!地元の新聞に掲載される3つのパターン

3パターンで地方紙と付き合おう

今日は、1月20日付の埼玉新聞を題材に、小さな会社や団体・個人が、地方紙に掲載される方法を探っていきたいと思います。パターンとしては3つあります。

一つ目は、地元の会社やお店の経済ニュース。

二つ目は、個人や非営利団体の集大成ニュース。

三つ目は、会社やお店、個人や非営利団体の地元貢献ニュースです。

パターン1:会社やお店の経済ニュース

今日の経済面で大々的に報じられていたのは、世界初の生インク式2色マーカーと2色ペンを完成させたという社員数たった一人の会社のニュースです。

全国メディアでも「便利な文房具特集枠」で露出可能(?)な気がしますが、『20年越しの執念』で便利グッズを完成させたわけですから、ちょっとしたニュースですよね。

はっきり言って、今回のニュースは地元に関係がありません。

ただ単に「さいたま市の会社が世界初の文房具を開発した」ということであって、地域経済に直接的な関係はありませんが、この程度の接点でもいいわけですね。

ですから、すごいニュースバリューだが地元には関係なさそうな話題が生まれたとしても、地元の企業であるという理由だけで地方紙で取り上げてくれる可能性もあるということを覚えておくといいと思います。

地域の商品を作ろう

ただ、そうは言っても「いや、ウチは世界初だとかそんな大それたことはできないよ」という方もいるかもしれません。

そういった場合は、地元に関連した新商品の開発はいかがでしょうか。

ある時、郷土史に関するコンセプトの和菓子を売り出した和菓子店の記事がありました。

商品の写真も商品名もお店の名前も電話番号もしっかり記載されていました。

ただ、郷土史に関するコンセプトと言っても商品名だけそれっぽくしただけなんです。それでも(運が良ければ)掲載されるんですよね。

ですから、当たり前ですが、地域性を前面に出すことを第一に考えなければなりません。

そうすれば、たとえ広報の企画力が弱くても、地方紙の地域面に掲載される可能性があります。

パターン2:集大成ニュース

「集大成ニュースってなんだよwww」と思った方もいるかもしれませんね。

逆に「集大成ニュース」でピンときた方はすごいです。分析力のある方でしょう。

集大成ニュースとはすなわち、地域に関連した活動の集大成をなんらかの媒体や場所で発表するニュースのことです。

もっと具体的に言いましょう。

代表的なのは書籍などの紙媒体です。

今日の記事では「地元幼稚園の運営の奮闘を描いた本の出版」の話題でしたし、この前は「地元の風景を撮影したカレンダーの発売」でした。

その他にも、「社会問題の理解・解決に役立つ小冊子を無料で差し上げます」という類でしたら、全国紙の片隅でも可能でしょう。

全てに共通するのは以下の通りです。

  • 地元の日常風景を描いたものを紙媒体に印字して出版している
  • 非営利活動の一環として活動している
  • エピソードに郷土愛が感じられる

これらをクリアした時、個人や小さな団体でも、地方紙の地域面に掲載される可能性があるということです。

まずそもそも、地方紙ですから地元地域の話題でなくてはなりません。

そして、それは非営利活動をベースにしており、特定の者が著しく利益を得られることがないという前提である必要があります。

さらに、活動や出版の経緯を地元愛・郷土愛を込めて話せれば完璧、というわけです。

パターン3:地域貢献ニュース

これは分かりやすいですよね。誰もが納得する地元ニュースです。

ただ、どういった地域貢献をすれば良いのか、ということになります。

今日の記事を見ると、川越市民の8人が羽織姿で火の用心を行うという話題でした。

「古風な格好で見回りしてるだけじゃねーか」と思われるでしょう。確かにそうです。でも、やっぱり押さえているところは押さえていると思いますよ。

集大成ニュースでも言いましたが、「地元の日常風景」+「非営利活動」+「郷土愛のエピソード」は、地方紙3点セットと呼んでも良いパターンですw

この記事でも、小江戸川越に溶け込む衣装で、火の用心という非営利活動を行い、「小江戸なのに江戸時代の文化がほとんど残っていない」という指摘から活動を始めたという、埼玉県民の心を鷲掴みにするエピソード(?)で記事が構成されています。

案外、広報の企画としてはよく出来ているんですよ。(もちろん、当事者は無意識にそういったPRをしたと思いますが。)

私が地方紙をオススメする納得の理由

このように、ちょっと工夫すると取材・掲載されやすくなるのが地方紙です。

ですから「地方紙は個人や中小企業に優しいなぁ」という点で、好印象を持つ人もいるでしょう。

それはそうです。多数派の中小企業ではなく、少数派の大企業や官公庁ばかり取り上げる新聞なんて、庶民の味方じゃありません。

また、地方紙経由で全国規模の媒体からお声がかかり、全国デビューするパターンもあるのですから、そういった意味でも地方紙の露出は大切です。

ただ、地方紙の利点はそれだけではありません。

もう一つ挙げると、「結局、長く付き合うのは地元の記者さん」ということです。

全国紙の東京本社とコネクチョンを持ったとしましょう。

ですがここは、やっぱりハードルが高いんですよね。毎回掲載されるというのは無理です。個人や中小企業では。

そう考えると、結局長く付き合うのは地元メディアの記者さんであって、東京本社の記者さんではないということです。

ですから、そういった意味でも、「俺は全国紙に掲載され続けたいんだ!」などと言わずに、地元の地方紙を大切にしてください。

地方紙に掲載される方法まとめ

  • 経済的接点を持たせるか、集大成を披露するか、地域に貢献するかが地方紙掲載の近道
  • 広報企画を考える際は、「地元の日常風景」+「非営利活動」+「郷土愛のエピソード」の『地方紙3点セット』を意識すること
  • あなたにやさしい上に、全国デビューの可能性も導き、永く見守ってくれる地元の地方紙を大切にすべき
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