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尾形丈人
尾形丈人

作成日時:2018年10月15日

更新日時:2018年10月15日

ホームページのドメイン取得の前に知っておきたい注意点

ドメインの種類や取得の際の注意点・選ぶポイントなどをご紹介します。

ホームページのドメイン取得の前に知っておきたい注意点

ドメインとは?

ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、通常はIPアドレスとセットでコンピュータネットワーク上に登録されています。

数字で構成されているIPアドレスだけでは使い勝手が悪いので、文字列のドメインが使用されています。

例えば、「https://www.takehito.net」の場合、「.net」がトップレベルドメイン、「takehito」が独自ドメイン名で、「www」の部分は通常、サブドメインと呼ばれています。

ドメインの種類

現在使われているドメインをトップレベルドメイン(TLD)で分類すると、 分野別トップレベルドメイン(gTLD: generic TLD)と国コードトップレベルドメイン(ccTLD: country code TLD)に大別されます。分野別トップレベルドメインとは、「.com」や「.net」などを指します。また、国コードトップレベルドメインとは、「.jp」などの各国のドメインを指します。

gTLDの種類

com商業組織用ドメイン…というのは建前で、現実的には非営利目的のホームページにおいても使用されています。取得制限がないので。ホームページといえばドットコム?
netネットワーク用ドメイン。ビジネス利用としては普通使いませんので、それ以外のWebサイトなどで人気。取得制限なし。
org非営利組織用ドメイン。法人格の有無問わず取得可能。
biz商用ドメイン。商用目的限定で取得可能。
info情報提供を目的としたドメイン。取得制限なし。

JPドメインの種類

日本のトップレベルドメインであるJPドメインには、たくさんの種類と取得の際の決まりごとがあります。

jp汎用JPドメイン。日本国内の法人・個人であれば誰でも取得できる。
(都道府県).jp都道府県型JPドメイン。例えば、東京に住んでいなくてもtokyo.jpドメインは取得できます。
co.jp法人格を有する企業のためのJPドメイン。もう会社のホームページを持つ際は、co.jpドメインを持っていて当たり前ですね。ただし、1組織につき1つの独自ドメインしか持てません。
or.jp法人格を有する非営利組織のためのJPドメイン。特定公益法人だけではなく、一般公益法人も対象。ただし、1組織につき1つの独自ドメインしか持てません。
ne.jpネットワークサービスのためのJPドメイン。ポータルサイトなどの運営でよく見かけますね。1組織・1個人につき何個でも取得できますが、1サービスにつき1つのドメインを取得できるという決まりになっています。
gr.jp法人格を有しない組織(任意団体)のためのJPドメイン。取得の際は、2名(個人または法人)以上の印鑑登録証明書などが必要になります。
go.jp政府機関のためのJPドメイン
lg.jp地方公共団体のためのJPドメイン
ac.jp大学などの高等教育機関のためのJPドメイン
ed.jp小・中・高校などの初等教育機関のためのJPドメイン
地域型日本国内の地方公共団体や個人のためのドメイン

独自ドメインの取得

ホームページの独自ドメインを取得したくなったら、登録条件を確認した上で、レジストラにおいて、独自ドメイン新規登録申請をすることになります。

取得のルール

独自ドメイン名を取得する際にはルールがあります。「文字数制限」や「先頭と末尾にはハイフンは登録できない」などです。

英数字のドメイン半角英数字及び半角のハイフンで、3文字以上63文字以内。
日本語JPドメイン全角ひらがな・カタカナ・漢字・半角英数字・半角のハイフン「-」以外に「・」「ヽ」「ヾ」「ゝ」「ゞ」「々」「ー」なども使用可能です。全角・半角に関係なく1文字以上15文字以内。なお、小書き文字は区別されます(「あ」と「ぁ」など)

レジストラで申し込む

レジストラとは、独自ドメイン名を登録するための事業者を指します。

日本国内では、お名前.com名づけてねっとが有名です。

レジストラ比較お名前.com名づけてねっと
運営元GMONTTPCコミュニケーションズ
決済方法クレジット、コンビニ、銀行振込クレジット、請求書払い
決済日前払い後払い
料金安め。頻繁にキャンペーンを行っている高め。NTTグループの信頼を売りにしている
特徴安いし、使い勝手も良いです。迷ったら、お名前.comで良いでしょう。ビジネス利用でおすすめ。割高感がありますが、請求書後払いに対応しています。

ビジネスシーンで選ぶべきドメイン

ビジネスシーンでのドメイン選びで大切なことは、ドメインを取得する前に、どういった場面で使うかをもう一度、考えることです。

私のオススメは以下の比較表の通りです。

.com商業サイトの王道。空いているなら使用の有無にかかわらずドメインを取得しておくべき。
.net基本的にはどんなサイトでも適したドメイン名。ただ、利用頻度や知名度の低さゆえに、comが空いていない場合などの場合に消去法で選ぶべきドメイン。
.org非営利用のドメインですので、ビジネス利用でのドメイン取得はしないでください。
.biz新しくできた商業用ドメイン。まだ、知名度や使用頻度からいって、メインサイトとして使うのは避けたほうが良いです。
.info新しくできた情報提供サイト用のドメイン。感覚としてはnetに近いです。
.jp日本国内でのビジネスなら、jpドメインがオススメ。知名度も利用頻度も抜群!さらに安心感も加わります。
.co.jp日本国内の(株式会社等)営利法人向けの属性型jpドメイン。法人の方は、取得しておいてください。
.ne.jpネットワークドメイン。ポータルサイト運営などの場合に取得してください。結構、空きがあります。
.or.jp非営利法人向けのドメイン。営利法人は取得できません。
.gr.jp任意団体用のドメイン。法人格のない団体なら取得できますので、そういった任意団体がビジネスをする場合には、取得してください。ただし、2名(あるいは2法人)の印鑑登録証明書の提出が必要です。
都道府県ドメイン.tokyoや.tokyo.jpなどの都道府県名のドメイン。地域に根ざした商店や業種なら、取得してください。まだ、空きがあります。

COMとJPドメイン、どちらが良い?

comとjpドメインで迷う方がいると思いますが、「国際的なビジネス」や「商号をなんとかドットコムにしたい」という場合にはcom。それ以外の場合には、jpドメインをお勧めします。

と、いうのも、JPドメインは日本国内の法人か個人しか取得できないので、日本人が運営しているのが明確であり安心感があるのと、知名度も周囲の利用頻度も高いので、メインサイトの利用には適しているからです。

ただし、jpドメインは、取得費用が割高なのが、少々痛いですけど…。

法人は絶対にco.jpドメインを取得すべき

ただでさえ安心感のあるjpドメインですが、属性型JPドメインになると、もっと安心感が加わります。

ですから、営利法人の方は、必ずco.jpドメインも取得しておいてください。

もちろん、co.jpドメインをメインサイトにして、ビジネスを展開するのもアリです。

理想的なドメインの取得と運用

まとめますと、ビジネスシーンでは、以下のようなドメインの取得と運用が適していると思います。

  • コーポレートサイト…co.jpドメインを取得し、運用。
  • メイン事業サイト…comかjpかne.jpドメインを取得し、運用
  • キャンペーンサイト…jpドメインを取得し、運用

最近流行りの新ドメインは?

近年、「.shop」とか「.blog」などの新しいドメインが大量に出てきました。

もちろん、このようなドメインを使っても良いのですが、まだまだ認知度が低く、場合によってはURLだとユーザーに認識されないケースも多々出てくるでしょう。

そのため、個人サイトやキャンペーンサイトなどの派生的な利用シーン以外での利用はおすすめしておりません。

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